きのこ　味番付

きのこの味番付を作ってみました。個人的な好みもありますが、きのこ狩りの参考になると思います。

きのこ	おいしい料理とコメント
１位　マツタケ	においだけでは決してありません。シャキシャキとした歯ごたえもたまりません。個人的には、網焼きが一番。次に、松茸ご飯・茶碗蒸し。松茸ご飯なら、大きめに切っていれること。
２位　ホンシメジ	市販されているものは、違うきのこなので間違えないこと。天然物のホンシメジはとにかくうまい。きのこご飯ときのこ鍋は定番ですが、茶碗蒸しはマツタケよりおいしいかも。センボンシメジ（和名シャカシメジ）は天ぷらが美味。
３位　天然エノキタケ	寒い中出ているのを見ると、美しさに見とれてしまいます。可憐なきのこですが、歯切れがよく、甘みがあります。冬の鍋の具として絶品です。
４位　アミタケ	ゆでると暗紫色に変わります。調理法が多く、どの料理もおいしいきのこです。ベスト料理は、きのこ汁と大根おろしあえ。煮物もいい味です。
５位　マツタケモドキ（オジボウ）	においもちょっぴりあり外形もマツタケそっくりなのに、味が全然違うところが不思議です。加熱すると黒くなるのが特徴。歯ごたえがあり、焼いて大根おろしと食べると大変おいしいのです。また、きのこ汁もいけます。
６位　クリタケ	茎の根っこ部分はこわいので切り取って料理します。何と言ってもサトイモとの煮物やきのこ鍋が抜群。いい出汁が出ます。てんぷらも逸品です。シャキシャキとした歯ごたえが味わえます。
７位　クロカワ（ウシビテ）	少し苦いけれども、焼いてから大根おろしあえで食べるととてもおいしいきのこです。大根おろしあえでは、NO1でしょう。大型はてんぷら。最高にうまいのでお試しあれ。
８位　ヌメリイグチ（ジコボウ）	皮がうまくむけるので、むいてから料理します。ぬめりが出るので、きのこ汁に入れると、とてもおいしいです。おろしあえも結構いけます。
９位　キシメジ	苦みがあるので、単独できのこ汁にするとおまりおいしくありません。きのこ汁に入れるなら、アミタケやイグチなどコクの出るきのこと一緒に入れること。ベストの料理は野菜炒め。キャベツなどの野菜と入れると大変おいしいです。また、塩漬けで保存したものを、油揚げと炒めると最高です。密かに上位をねらっています。
１０位　シモフリシメジ	苦味もなく癖のないきのこなので、どんな料理にも合います。洗うととてもきれいでおいしそうに見えるきのこなので、個人的には鍋の具が最高だと思います。
次点　ショウゲンジ（コムソウ）	歯ごたえが最高で、シャキシャキ感がたまりません。すき焼きが最高です。
次点　ヌメリスギタケ	ボリュームがあり、歯ごたえが抜群です。煮物は歯ごたえやぬめりが味わえる絶品です。
次点　ムラサキシメジ	以前はあまり好きではなかったきのこですが、とりたてを大根おろしであえて食べると極めておいしいことに気づきました。ゆでても紫色は変わりませんが、味は格別でした。ただし、とりたてに限ります。二日後では、味が極端に落ちますので気を付けましょう。
次点　アンズタケ	甘くいい香りがします。野菜と炒めるとたいへんおいしいです。きのこシーズンを直前に、期待で胸が膨らむ味です。
次点　タマゴタケ	猛毒種の多いテングタケの仲間でありながら、これほどおいしいきのこがあるなんて不思議です。そのまま焼いて、醤油をたらして食べるとたまりません。