２００２，６，２２（土）風雨 ↑中潮
直江津港 関川河口
日本海にある寒気を持った低気圧の影響で波、うねり高い。始めてまもなく、西風が強くなり、波やうねりも更に高くなって、竿を持つのもやっとの状態になる。
黒鯛は１投目。運がいいということだろう。アケミ貝を入れたとたん、コンコンという手感の後、貝の水管だけになって戻ってきた。何だろうと思い、その水管だけを入れ、しばらく流したあと、再びコンコンという手感と穂先が軽く押さえ込まれるアタリが来る。合わせてびっくり。それはまさしく本命だった。５・６回のキューンという音と共に沖へ走る強烈な引きをなんとか絶えた。２回目と３回目の走りは、危なかったが、姿を見せたのはまずまずの型（３８ｃｍ、８８０ｇ）の黒鯛だった。水管だけでも喰い気がたっているときは、釣れるもんなんですね。
圧巻だったのは、ストリンガーにかけてからだった。波とうねりのため、せっかくの黒鯛がボロボロになっていたのだ。精悍ないぶし銀の鱗は、剥がれ落ち、体は傷だらけ。生きてはいたが、哀れな姿になってしまった。波の力は凄いのだと、改めて感じる釣行となった。