ブラウントラウト

梓湖から落ちたブラウン

サケ目サケ科の魚で、ヨーロッパ原産。体側に大型の黒点や白で縁取られた朱点や黒点が散在する。また、大きくなってもニジマスのように体側に虹色の縦帯がないのも特徴。水面に姿を現したときは、褐色に見えるところからブラウン鱒（トラウト）と呼ばれるようになったと推測できる。産卵期は、イワナやヤマメなどより遅く、初冬から真冬だといわれている。成魚は４０ｃｍ位が標準で、大きいものは、６０ｃｍ位になる。普段は、ブラウンと呼ばれる。

松本平では、梓川の中流域にあるダム湖に生息する。ダム湖内は禁漁のため、ダム湖に流れ込む河川で遡上するブラウンが狙える。また、ダム湖から落ちてくるブラウンも梓川中流や下流で狙える。中には犀川まで落ちているものもいる。

白身の肉は、しっかりしているし肉量も多い。なかなか美味しい魚で、ムニエルやマリネ・ホイル蒸し・ホイル焼きがいい。

釣り期：外来種のため規制の対象外なのだが、他のサケ科と同じ解禁日（2/16or3/1）から禁漁前日(9/30)まで

釣り方：ルアー釣り・フライフィッシング・餌釣り（餌はイワナなどと同じ）

主な釣り場：梓川本流と支流の下流域