北アルプスの前山、餓鬼岳周辺を水源に流れだし、中房川と合流し穂高川となる中規模の渓流。通称“山麓線”と呼ばれる県道３０６号線が渡る新檀行橋から上流は北安中部漁協の管轄、それより下流は犀川漁協の管轄となっている。
新檀行橋上流部の乳川
名前の通り、川底や河原は白い岩石が多く、水は澄んでいてきれいである。全体的に落差が少なく平坦な渓流で、大石の下や堰堤の淵・ブッシュの下などがポイントとなっている。
下流部は、コンクリート護岸で木々の日陰も少なく明るい河川となっており、ウグイやハヤが多い。ヤマメやニジマスが混じる。
新檀行橋から上流は全川イワナとなり、木々が川を覆う渓流となる。白沢出合い下流に堰堤が続き、そこまでが最初の渓流釣り場となる。放流が多く、小型が主である。
明沢出合いから石が大きくなり、その下の落ち込みが絶好のポイントとなる。イワナも型が少しよくなる。
それより上流はブッシュが増え、暗い谷となって乳川谷となる。それより上流への釣行は、その距離からかなり厳しいだろう。支流白沢・明沢も釣行可能なよい渓流だ。
川幅はあるが、ブッシュがきついので、４．５ｍか５．４ｍの竿が合っている。
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