２００４，６，１３（日）晴風 若潮
昼前に釣り場に到着。台風４号から替わった温帯低気圧通過後のため関川の出が速く、濁りも強い。黒鯛があがる予感がしたが、今までと違い全くアタリがない。ゲート前から始めて、これといったアタリがないまま２番台付近まで来た。
２番台手前の沈み根裏を狙ったときにいいアタリが来たので再び餌を入れると、沈み根の表へラインがスーと動くアタリが来る。聞き合わせを入れると、グーンと下へ引き込む引きが伝わって来た。走るというより下へ引き込もうとするので、本命だろうと推測できた。強烈な引きで、なかなか寄って来そうもない。巻き上げることが出来ず、ラインが出過ぎてしまい１０ｍほど下で魚体が浮かび上がった。やはり本命だが、ラインが出過ぎていたのでこのまま強引に引き寄せると根でハリスが切れる危険があった。竿で魚を沖に走らせ巻き上げに入るが、一瞬バラシが脳裏をよぎる。格闘後なんとか手前まで寄せたが、タモを入れるとまたグーンと引き込むので、苦戦する。１０分弱はかかっただろうか、なんとかタモ入れに成功。今年初めての黒鯛、しかもなかなかの良型だ。４５ｃｍ１．２４ｋｇの黒鯛だった。産卵後で、体力回復のため引きが強烈だったのだろう。竿を持つ左腕がガタガタとなった。
１３：４５。 続けてアタリが来るが、５２ｃｍのニゴイ。やはり引きが違う。 結局、今日はこの１枚のみ。以降全くパットしたアタリがなかった。 昼過ぎタモを背負った黒鯛師が次々と来る。しかし黒鯛は出なかった。他にスズキ狙いのルアーマンが数人。