２００４年７月３０日
直江津港西防波堤の手前に新たに頑丈なフェンスが作られ、ゲートが開いていないと入れない状況になっていた。実績のある釣り場が一つなくなった感じがして、たいへん寂しく悔しさが込み上げてくる。それでもゲートは開いているので準備をしている途中で、新しいチヌ竿の穂先が車のドアに当たって折れてしまった。曲がりには強いが、ほんの少しの衝撃にはめちゃ弱い新しい竿。帰って来る頃ゲートが閉まっていたらどうしようか迷っていたのがいけなかったのだろうか。他の場所へ移動しろという海の神様のお告げを聞いた感じがした。
気を取り直して、かつてのホームグランドである筒石に移動。千束島の白堤（北防波堤）の拡張工事中で釣り人が少なく、久しぶりでやってみることにした。 １６：００ぶっ込みスタート。１投目から２４ｃｍキスが、１本目の置き竿を大きく引き込み、びっくりした。マダイかと思うほどのアタリだった。以降、右側の砂地で、休む間もないくらいのキスのアタリが続く。１時間足らずで１０尾、往年のキス釣りを楽しむことができた。
赤灯台北の岩礁帯にぶっ込んでおいた竿に２０時にアタリが来る。アタリと合わせた感じではキスかと思ったが、手前でガンガンと首を振る引きが来てなかなかの手応え。ここでは久しぶりのクロダイだった。
投げサビキは、暗くなってきた頃スタート。こちらも１投目から小アジが好調。１７尾で群れが去ってしまい以降アタリなし。まだ、群れが来そうな気配もあったが、疲れたので納竿する。
悔しさをこらえて満足感を味わうことができたが・・・。しかし、釣り場が一つ無くなったのと新しい竿を折ってしまったのは大きい。