ニジマス発眼卵の孵化日記

平成１１年から平成１２年にかけ、豊科町の小学校６年生と観察したものです。

発眼卵	大きさは、イクラの半分くらい。目や体がはっきりわかる。ときどき動く。
孵化	孵化がほぼ終了。孵化が始まると、水槽上部に大量の白泡が発生。腹部のさいのうが大きい。
孵化２７日目	浄化槽の吸い込み口近くの角に、かたまっている。体色は真っ黒。
孵化３２日目	体色はまだ真っ黒。腹部のさいのうが小さくなってきた。かたまっているが、ときどき泳ぐ。
孵化３６日目	腹部のさいのうが、すっかり小さくなっている。泳ぐ回数が多くなる。
孵化４５日目	２尾水槽上部を泳ぎ出す。体長２ｃｍくらい。
孵化４６日目　上から　横から	１日たってびっくり。多くの稚魚が泳ぎ出す。反転してえさを食べるようになる。
孵化５８日目	活発に泳ぎ、えさをよく食べる。サケ科の特徴であるパーマークが、うっすらと見える。
孵化１４３日目	体色が成魚と同じ色になり、パーマークが、はっきりとわかる。体長３ｃｍくらい。
孵化１４８日目	活発に泳ぎまわる。なわばりがあるのか、小さめの稚魚は、大きい稚魚に追いかけられる。
孵化１５２日目	大きさの差が、いっそうはっきりしてきた。えさを活発に食べ、腹部が大きくなってきた。弱い稚魚は、えさの流れて来にくいところにいる。数が極端に減ってきた。
孵化１８１日目	弱い稚魚は、えさを食べられず、更に数が減ってきた。水温１８℃維持が難しくなってきた。