さ・さ・さおが引き込まれる！！
２００３，６，７（土）晴れ 小潮
直江津港関川河口に行ったときのことだ、海はベタ凪。１５時、遅い昼食をとっていたときだ、置き竿にしてあった愛竿がガタガタと鳴ったと思ったら、スーッと海に向かって穂先が入って行くではないか。驚く暇もなく手がむすびを放して竿尻を持っていた。 竿を守るのがやっとで、糸は切られたが悔しさはなかった。むしろホッとする安堵感が残った。
その魚は、何の違和感もなく餌を喰ったため、竿さらゆっくり移動したのだろう。その余裕のある動きから、かなりの大型黒鯛が想像できた。
しばらくして、今さっき起こったことを思い出し、黒鯛の貫禄にあっけにとられるばかりだった。