２００２，７，２７（土）晴風 ↓中潮
直江津港関川河口
始め東風、後北風強く、アタリがとりにくい。波うねりはなく、濁りも少ない。 フグが多く、餌のザリガニ１５匹があっという間に無くなっていく。このままだと肝心な満潮回りまで餌がもつだろうかという不安が心をよぎる。最後のザリガニ餌に２０ｃｍのカイズが来る（１６：４５）。型は小さいが、まだ大型が来そうな気配を感ずる。竿や荷物をそのままに、急いで餌（アケミ貝）を買いに行く。
そして再開。ところがアタリがないまま夕まず目を迎える。このときは、餌がアケミではだめだなんて全く思わなかった。何か釣れる感じがビンビンとしてくる。１８：１５待望の２枚目が来る。３０ｃｍオーバーと型も良くなって来た。引きはなかなかのものだが、こんなもんじゃない、まだ来ると思った。次の餌を投入・・・。そして問題のアタリが来た。
ゴツゴツというアタリが竿・手に伝わってくる。本アタリを待つが一向に来ない。仕方なく軽く合わせてみるとギューンという引きが伝わり、ラインが動き出す。竿は半分あたりから大きく曲がり、弧を描いている。とにかく底にへばりつくような重さで浮かせられない。そのうちに、強烈な走りが始まった。糸鳴りがキュンキュンいっている。しばらくして手前に移動を始めたので危ないと思い、とっさに竿を右に倒して引いた。すると期待通り左に向きを変えた。と、その瞬間、大きく曲がっていた竿から強大な力が無くなった。
聞き合わせだったので、合わせが弱かったのだ。ハリが口の中で身切れをおこし抜けてしまった。悔しい！！ゆっくりとした動きといい、底にへばりつくような超弩級の重量感といい、相当の型だったと思われる。悔しい！！ビンビンと感じていた釣れる気が、一気に無くなって行った。